2016年5月7~8日、大台ヶ原に行ってきました。自宅から大台ヶ原駐車場まで約130kmの距離なのに、片道3時間もかかり随分遠く感じました。
大台ヶ原は、日出ヶ岳(1695m)を最高峰とし、標高1400m~00mのゆるやかな起伏が続く台地で、年平均降水量が4000mmを越える日本有数の多雨地帯として知られています。
周囲には、豪雨によって削られた絶壁や崖、V字渓谷にかかる滝など雄大な景観が広がっています。
トウヒ、ウラジロモミなどの針葉樹と、ブナ、ミズナラなどの広葉樹で構成される貴重な自然が残る大台ヶ原は、吉野熊野国立公園内の特別保護地区に指定されています。(大台ヶ原ビジターセンター)
代表的トレッキングコースは東と西の2つあるのですが、西大台コースは事前に予約しておかないと入れないので、今回は東大台コース(約9km/約4時間)を歩きました。![]()
5月7日(土)
11時30分に駐車場着、昼食。
12時30分 トレッキング開始。トウヒやブナ林の中のよく整備された歩きやすい道
でした。多雨地帯だけあってコケ類が多く綺麗でした。バイケイソウの群落が多数ありました。![]()
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珍しい山野草に出逢いました。ヒメイチゲ(上)、ワチガイソウ(中)とコミヤマカタバミ(下)です。![]()
13時20分、日出ヶ岳(1695m)着。
大台ヶ原の最高峰。東には雲海ごしに熊野灘、その向こうに志摩半島、早朝運が良ければ、富士山を遠望できます。西には大峰山のパノラマビューが広がります。
駐車場から約2Km、高低差120mを上ります。
13時50分 正木峠を越え正木ヶ原へ。
正木峠から正木ヶ原へのなだらかな下りは、とてもすがすがしく心地よい道です。
イトザサの平原と倒れたり立枯れしたトウヒが大台ヶ原を象徴する風景をつくり出しています。野生の鹿がよく出没します。![]()
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14時30分、牛石ヶ原の神武天皇像。
「神武天皇が東征のとき、熊野の二鬼島に上陸され大台ケ原を越えて吉野へ出られた。 そのとき牛石ケ原で一服された。そこにある石が腰掛けられた石じゃ」という言い伝えがあり 大台ヶ原」を開山した古川嵩が建立したらしい。
14時45分、
(だいじゃぐら)着。
東大台コースきっての絶景ポイント。眼前は山上ヶ岳、弥山、釈迦ヶ岳と続く大峰連山、眼下は垂直約800mの断崖絶壁。パノラマビューと冷や汗タラリのスリルが味わえます。大蛇の背に乗ったような感覚からこんな名前に・・・。ちなみに嵓とは大きな岩のこと。
ここにはシャクナゲの大群集があるのですが、大方はまだ蕾、少しだけ咲き出していました。コバノミツバツツジも咲き出したばかりでした。![]()
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16時10分、「心・湯冶館」にチェックイン。
急な下りになるシオカラ谷には行かず、大蛇嵓から尾鷲辻に戻り、中道を通って駐車場に戻りました。
今日の歩数は16,692歩でした。
宿はまだ空いていて予約なしの宿泊も可となっていました。1泊2食付きで11,050円(/1人)で山小屋にしては高めの値段設定です。
19時17分の夕焼け。夜中、風の音が凄かったのですが、星はたくさんみえました。
5月8日(日)
3時30分、起床。3時45分出発で日出ヶ岳に。日の出は5時頃。
風は強いが晴天、残念ながら富士山までは見えない。着いたときは2組だけだったが4時50分頃には多数の登山者が。
7時、宿に戻り朝食。7時半、チェックアウト。
花を楽しみながら大台ヶ原ドライブウエイをゆっくり降りる。
国道169号線、南阪奈道路を経て美原JCTから近畿自動車道に入り、摂津ICをでて一般道で12時に帰宅。途中、道の駅「杉の湯川上」、道の駅「吉野路大淀iセンター」による。
今日の歩数は8,642歩。
期待したシャクナゲには早すぎたのですが、初めてのヒメイチゲやワチガイソウに出逢え、満足の花旅でした。